アレルギー性疾患、原因不明の病態、神経疾患等に対し自然治癒力を最大限に高めることによる回復を目指します。

ももち東洋クリニック

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福岡市早良区百道浜2-4-27 AIビル3F/電話:092-822-1152/受付:午前8時45分~午後5時30分(土曜日は午前8時45分~午後2時30分)

暮らしの中の漢方

  • 柴胡剤、慢性炎症に応用

 藤沢周平さんの「三屋清左衛門残日録」の中で、主人公が風邪をひいて苦しむ場面があります。最初は悪寒と汗が出ていたのに、いつしか午後の微熱に変わり、のどがひどく渇いてフラフラし、食欲もなくなってきます。

 一般に急性の病気の初発は悪寒、頭痛などの「太陽病」から始まり、高熱が持続する「陽明病」にいきなり進行することもありますが、多くはせき、口が苦い、食欲不振、倦怠感などの上腹部を中心とした症状を呈することが多いようです。この慢性炎症の時期は「少陽病」と呼ばれますが、私たちが診る機会の多い慢性疾患では、陽証の反応を呈する多くの病態が、この少陽病でよくみられ、まるで川の流れがよどむ淵のように病気が停滞する時期でもあります。

 少陽病の中心的な処方は柴胡(さいこ)剤と呼ばれる、柴胡と黄ごんを主力とする抗炎症剤です。先天性の心臓疾患の術後、のどの声帯が麻痺し、痰がゴロゴロ絡みついた状態で、毎週発熱を繰り返して退院ができないという1歳の男の子が来院されました。診察をして柴胡桂枝湯(さいこけいしとう)を処方したところ、翌週から発熱は消失し、2週間後には退院できました。柴胡剤は様々な慢性炎症に応用することができます。

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